こんにちは、かおりです。
離婚や別居を考えるときに、どうしても不安になるのが「養育費ってちゃんと受け取れるのかな?」ということ。
実際には、養育費を取り決めてもきちんと支払われているのは約4割と言われています。
生活費や子どもの教育費に直結する養育費。
「もし払ってもらえなかったら…」と考えると、不安になりますよね。
そんなときの安心材料のひとつが「養育費保証サービス」です。
今回は、その中でも注目されている「養育費保証PLUS」について、仕組みやメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。
養育費の現状と課題
- 養育費を取り決めても、実際に受け取れている人は少ない
- 元パートナーに催促するのは精神的に大きな負担
- 強制執行などの手続きを取るには時間や費用もかかる
こうした現実から、「安定して養育費を受け取れる仕組み」が求められています。
養育費保証サービスとは?
養育費保証サービスとは、万が一相手から養育費が支払われなかった場合に、保証会社が立て替えて支払ってくれる仕組みです。
まだ新しい制度ですが、一部の自治体では加入費用に補助金を出すなど、社会的にも注目が高まっています。
「養育費保証PLUS」の特徴
「養育費保証PLUS」には、安心につながる特徴がいくつもあります。
- 決められた養育費を継続して受け取れる
- 相手に直接催促しなくて済む
- 養育費以外の離婚に関する相談もできる
- 自治体によっては加入費用を補助してくれる場合あり
- 相手の同意が不要なので、内緒で申し込み可能
- 強制執行に進んでも弁護士費用などを保証してくれる
「催促しなくていい」というのは、大きな安心ですよね。
利用条件と注意点
申し込みにはいくつか条件があります。
- 公正証書や調停調書など、養育費を取り決めた書面が必要(協議書や合意書でも可)
- 相手の住所・勤務先・年収などの情報が必要
- 申し込み時点で未払いがないこと(解消すれば申し込み可能)
- 離婚協議中でも金額が決まっていれば審査可能
サービスは有料ですが、自治体によっては補助が出るケースもあります。
メリットとデメリットまとめ
メリット
- 養育費を安定して受け取れる
- 嫌な催促をしなくて済む
- 専門スタッフに相談できる安心感
- 強制執行にかかる費用の負担が軽くなる
デメリット
- 利用料がかかる
- 相手の基本情報が必要
- 条件を満たさないと使えない
よくある質問(Q&A)
Q. 相手に知られずに利用できますか?
A. はい。相手の同意は不要なので、内緒で申し込めます。
Q. すでに未払いがある場合でも使えますか?
A. 未払い分を解消すれば申し込めます。
Q. 離婚協議中でも大丈夫ですか?
A. 金額が決まっていれば審査可能です。
まとめ|知っておくだけでも安心に
養育費が払われない問題は、ひとりで抱え込むにはとても大きな負担です。
「養育費保証PLUS」のような仕組みを知っておくだけでも、「もしものときの安心」につながります。
もちろんすべての人に必要なわけではありませんが、子どもの生活を守る選択肢のひとつとして知っておいて損はありません。
サービスの詳細は公式ページで確認できます。

コメント